2026.06.05
ITスペシャリストコース2年生では、プログラミング言語「Visual Basic」を学ぶ実習授業を行っています。
1年次に学んだアルゴリズムやプログラミングの基礎知識を活かしながら、より実践的なプログラム開発に挑戦しています!

Visual Basicは、マイクロソフトが開発したプログラミング言語のひとつです。
企業内で使用する管理ツールや事務作業の効率化システムなどの開発にも活用されており、業務システム開発の現場でも使用されています。
自分で画面(GUI)を作成しながらプログラムを組み立てることができるため、実際に動く仕組みを視覚的に理解しやすいことが特徴です。

授業では、Visual Basicの基本操作や文法を学んだ後、先生から出される「仕様書」をもとにプログラムを作成していきます。
この仕様書をもとに開発を進める流れは、実際の企業でシステムエンジニア(SE)からプログラマー(PG)へ依頼が出される仕事の進め方と同じです。
プログラマーは、システムの開発や保守・運用などを担う職種。
学生たちはプログラマー役となり、試行錯誤を重ねながら課題に取り組んでいました。


プログラミングでは、一文字の入力ミスや手順の抜けがあるだけでエラーが発生します。
そのため、慎重さや正確さが求められます。
学生からは、
日本語なら『やばい』でも伝わるけど(笑)、コンピュータは正しい言葉で正確に伝えないと動いてくれない
という声も聞かれ、プログラミングならではの難しさも感じました。

制作した成果物の一例として、
・ログイン画面(入力内容が正しいか判定するプログラム)
・健康チェッカー(身長・体重から健康状態を判定するプログラム)
を見せてもらいました。
ITコース2年生は全員がVisual Basic未経験からのスタートでしたが、演習を重ねながら、こうしたプログラムを完成できるまでに成長しています。


授業は自分のペースで進めるスタイルで、分からないことがあればクラスメイト同士で相談したり、先生に質問したりしながら課題を進めていきます。
プログラムを完成させるためには、問題を一つずつ解決していく力や論理的に考える力が欠かせません。
Visual Basic実習は、プログラミング技術だけでなく、「考えることを諦めない力」や「協力しながら課題を解決する力」も育む授業となっています。


学生たちからは、授業について次のような声が聞かれました。
🎤プログラミングがどんなものかは知っていたので、「またエラーに悩まされる日々が来るのか…」と憂鬱でした。でも実際に始まると、原因を探したり手順を見直したりすることに集中できています。
🎤周りに置いていかれないよう頑張っています!プログラムを作るだけでなく、後から見直しやすいよう工夫することも大切だと感じました。
🎤1年生の時に学んだことが活きています。実習の方が好きなので、今はとても楽しいです!
🎤自分で考えながら取り組めるところが好きです。

◆編集後記
プログラミングスキルを活かす仕事にはさまざまな職種があります。その中でもプログラマーは、実際に手を動かしてプログラムを作成・修正しながら経験を積む、IT業界の入口ともいえる職種です。
Visual Basic実習などの演習授業は、プログラマーの仕事の流れを体験できる貴重な場だと感じました。
今回の取材で特に印象的だったのは、学生たちが「自分で考えてから」「試行錯誤してから」先生に聞くという姿勢を自然に身につけていたことです。1年次から見てきたITコースの学生たちの成長を大きく感じる取材となりました。
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