2025.11.19
10月31日、SEプログラマーコース2年生による「アプリ開発中間発表会」が行われました。
この日はちょうど学内のハロウィンイベントと重なっており、仮装姿のままプレゼンに臨む学生もちらほら。CGクリエイターコース1年生も、自分の担当チームの発表タイミングで仮装のまま出入りしており、いつもより柔らかい空気が流れていました🎃
また、今回はSEプログラマーコース1年生も聴講。来年、自分たちも卒業制作に挑むだけに、興味深く先輩たちの説明を聞いていました。


中間発表では、チームごとに実際の画面や操作デモを交えながら、「今どこまでできているのか」を具体的に紹介。SEコース・CGコースそれぞれの進捗が、より明確に見える内容でした。

■SEコースの実装例
・ゲーム画面の初期実装
・音量調整などができるESCメニュー
・視点ポインター(カーソル)の操作
・エリアチェンジ
・スコア管理の仕組み
など、細かな機能が仕上がってきており、初期の構想が徐々に”遊べる形”へと近づいていました。




■CGコースの制作物の例
・タイトル文字のデザイン
・勝敗画面で使う画像
・キャラクターイラスト
・建物の外観/内観のデザイン
など、作品の世界観に関わる素材が続々と公開!途中段階とはいえ、既に雰囲気のあるビジュアルが組み込まれ始めていました。




また、一部のチームは聴講している1年生に向けて、企画担当・設計担当・開発担当・画像担当といった役割分担を丁寧に解説。SEコース1年生にとって、来年度に向けてのイメージを持ちやすくする工夫が見られました。
一方で、Unityの難易度、音響の未実装による臨場感不足、ステージ構成の単調さ、キャラクターの動き調整など、課題も明らかになってきたようです。
今後どのように改善していくか、チームの腕の見せどころになってきます。


今回の発表では、CGコースの学生に依頼している素材について、前回よりも具体的な説明が増えていました。ラフ画や実装されたイラストを見せながら、背景・キャラクター・UIアイコンなどが「どのシーンで使われるか」を紹介し、作品全体のイメージがより伝わる内容に。
また、「CGコースとの擦り合わせは、週1回・2コマの授業時間内」といった制作環境についても触れられ、限られた時間の中でどう協力していくか、各チームが計画的に取り組んでいる様子が伺えました。



どのチームからも、今後の開発予定について発表がありました。予定されている作業例としては、
・ムービーシーンなど演出面の強化
・BGMや効果音の追加
・未実装機能の組みこみ
・各機能の動作確認
・画面レイアウトの調整
など、これからは完成度を上げるための微調整フェーズに入っていきます。最後まで作り込みたいという気持ちが伝わり、どのチームも作品への強いこだわりを感じる発表でした。


◆編集後記
9月の企画段階では仮だったアイデアが、今回の中間発表ではしっかり形になっており、どのチームも聞きごたえのある内容でした。今後はβ版発表、そして校内発表へ。完成に向けてさらに忙しくなる時期ですが、今回の発表を見る限り「絶対いい作品になる!」と期待が高まるばかりです^^
SEプログラマーコース2年生の皆さん、ぜひ最後まで頑張ってください!
次回の卒業制作レポートは、いよいよ完成形の紹介です。どうぞお楽しみに!
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