2025.10.07
SEプログラマーコースとITスペシャリストコース1年生は今、国家試験である基本情報技術者試験の合格を目指し、各クラスで演習に取り組んでいます。
授業は前期に学んだ基礎知識をもとに、問題演習を中心に構成。夏にはサーティファイ主催の検定試験で実力を試し、その後は本格的に基本情報技術者試験対策へと進みました。
今回は、2コース共通の授業である「情報処理技術者講座Ⅰ」を対象に、各クラスの学びの様子を取材しました!
基本情報技術者試験で課されるのは、IT全般の知識を問う「科目A」と、より実践的なスキルや理解度を問う「科目B」の2つ。授業では両方に向けた対策が行われています。
この日のSEコースでは、「科目B」の授業が行われていました。
授業は、時々先生が学生を指名して「この問題の答えは?」「なぜそうなるの?」と問いかけ、全体で理解を深めていくスタイル。現場での経験談を踏まえた解説もあり、学生たちが理解しやすいよう、授業展開を工夫されていました。
考える力が必要な授業は苦戦する学生もいますが、検定対策を通して問題の教え合いが増えており、全体的な学力は向上しているとのこと◎
SEコースには、すでに基本情報技術者試験に合格している学生もいます。彼らに対しては、さらに上位資格である応用情報技術者試験への挑戦を後押し。各々の状況に合わせて、ステップアップを目指しています。
ITコースの教室では、自分のペースで集中して取り組む姿が見られました。
まずは各自で問題に挑戦。分からない時は先生に個別で質問し、皆がつまずきやすい問題は、全体で解説していきます。解説の場では学生が「分からない」を素直に発言でき、間違いも共有しやすい雰囲気。時には先生が場を和ませながら進めていました。
この授業スタイルは、”「質問するのが苦手」という気持ちを自然に和らげる”意図があるとのこと。授業の内容自体はSEコースと同じですが、少人数ならではのメリットを活かした学びが展開されています。
学生からも、前向きな言葉が返ってきました!
「先生が熱心で、メリハリをつけて教えてくれる。質問や相談がしやすい」
「基本情報の勉強はめっちゃ難しい。でもやるからには絶対取りたい!」
今後は冬に、「科目A免除試験」に全員でチャレンジします。その先には本試験の突破、さらには応用情報技術者試験を見据えた学びが続いていきます。
各クラスの先生から、エールをいただきました!
編集後記
入学から半年。1年生たちは授業ペースにも慣れ、理解力が着実に伸びているようです。自分から質問したり、周りと相談しながら勉強を頑張っている様子が見られ、私たち職員も嬉しく思います^^
まずは「科目A免除試験」突破!情報分野1年生の奮闘にご期待ください!
★情報分野:番外編②はコチラ
★SEプログラマーコースについて知りたい方はコチラ
★ITスペシャリストコースについて知りたい方はコチラ