2025.08.29
先日、次年度パンフレットの撮影サポートのため、SEプログラマーコースの卒業生が来校してくれました。仕事の合間に、現在携わっている業務や学生時代の思い出など色々なお話を伺い、とても刺激を受けたので、今回は番外編としてインタビュー記事をお届けします(^^)/
撮影サポート中の風景写真とともに、ぜひご覧ください!
お話を伺ったのは、今年3月に本校を卒業し、社会人生活をスタートさせた石野苺さん。就職からまだ半年に満たないフレッシュなプログラマーとして、日々業務に励んでいます。
パンフレットの撮影補助という、本職とは全く関係のない仕事をお願いしたのですが(笑)、快く引き受けてくれ、学生の緊張を和らげる雰囲気づくりから、台詞のフォロー、ヘアメイク直し、さらにはカメラマンの補助まで、多岐にわたるサポートを担当。よく気づき自ら動く姿に、スタッフ一同とても助けられました!
石野さんは現在、地元姫路の印刷会社にて、情報管理や業務効率化のためのシステム開発に携わっています。社内で扱うさまざまなデータを自動で整理・管理できるようにする仕組みを構築し、日々の業務のDX化に貢献しています。
在学中に学んだデータベースの知識が実務で活かされており、JavaやC++などのプログラミング言語を使った開発にも取り組んでいるそう。少数精鋭のチームの中で、着実にスキルを磨いています。
高校の頃からずっとプログラミングが好きで、何時間でもやっていたいくらいなんです(笑)。システム構築は一発で完成することは絶対になくて、何度もトライ&エラーを繰り返すのが普通。でも、その過程が楽しいですし、最後にシステムが思った通りに動いた瞬間の達成感は大きいです!
仕事への情熱がひしひしと伝わってきました。
在学中、特に力を入れたのは”アプリケーション開発実習”。チームを組み、企画構想から制作まで、自分たちの力でゲーム制作を行います。この実習においては、共同者であるCGクリエイターコースの学生に向けたプレゼンも重要。デザイン分野でイラストやアニメーション技術を専門に学んでいる彼らがチームに加われば、作品のクオリティが上がります。そのため、いかに協力を得るかを考え、工夫してプレゼンしました。
実際の制作では、Unityという、ゲーム開発で利用されるツールを使用。未経験の連続でしたが、独学もしながらチャレンジ!「寝ずに取り組んだ」と語るほど、全力を尽くしたそうです。
卒業制作は本気で取り組んでほしいです!これ以上ないくらいまで全力でやり切った経験は、絶対に自信や糧になります。
とのメッセージもいただきました!
上記は、過去にSEプログラマーコースの先輩たちが制作したゲームの一例。「ゲームフェス」などのイベントで、先輩たちの過去作品を体験できるかも!?
最後に伺ったのは、今後の抱負。
データベースを応用して業務効率化のシステムを構築した上司がいて、その仕事をいずれは引き継げるようにスキルを上げていきたいです。まだまだ勉強の毎日ですが、頑張ります!
編集後記
始終素敵な笑顔で場を和ませてくれた石野さん。仕事のやりがいや在学中の思い出を楽しそうに語る姿が、とても印象的でした。卒業して半年足らずというフレッシュさの中にも、自分の目標に向かって真摯に努力する姿勢があり、私たち職員も大きな刺激を受けました。後輩のために動いてくれる卒業生の存在は、学校にとっても心強い財産だと改めて感じました。
石野さん、ありがとうございました!
話の中に出てきた「アプリケーション開発実習」は、2年生後期からスタートします!今後はその様子もレポートしていきますので、お楽しみに♪
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