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HIMEJO REPORT ヒメレポ

2025.10.24

【情報分野vol.7】卒業制作レポ①_SEプログラマーコース2年生「アプリ開発実習」始動!

9月某日、SEプログラマーコース2年生による「アプリ開発企画発表会」が行われました。これは「アプリケーション開発実習」という授業の一環として実施されたもの。学生たちは卒業制作として、自分たちでチームを組み、オリジナルアプリの開発に挑戦しています。

発表会にはCGクリエイターコース1年生も参加。今後、企画に興味を持ったチームへ素材制作で協力します。コースを越えたコラボレーションを目指す、記念すべきプレゼンの場となりました!


◆チームで学ぶ、アプリ開発のプロセス

1グループは5~7名で構成され、企画者・設計者・開発者などの役割を分担しながらアプリ制作を進めます。「こんなアプリを作りたい!」とアイデアを掲げて仲間を集める学生もいれば、気の合うメンバーでチームを作る学生も!自由度の高いスタイルで、8つのチームが立ち上がりました。

この授業では、企画→開発→設計→テストといったシステム開発の一連の流れを体験できるのが大きな魅力。チームで意見を出し合いながら進める中で、プログラミング技術だけでなく、現場で求められるコミュニケーション力や責任感も培われていきます。

さらに制作の過程では、CGクリエイターコース1年生との協働も行います。CGコースの学生は、ゲームに登場するキャラクターや背景、アイテムなどのデザインを担当。開発側の学生は完成イメージを共有しながら、細かな要望を伝え合い、試行錯誤を重ねていきます。

こうした他コースとの連携が、本格的な開発現場さながらの学びへと繋がっています。


◆個性あふれるプレゼンが続々!

チームごとに登壇し、世界観やコンセプト、制作スケジュールなどをスライドで紹介。発表内容はホラー系やRPG、カードゲームなど多彩で、チーム名やアプリタイトルから既に個性が光っていました!

CGコースの学生に向けて「こんな素材を作ってほしい!」といった具体的な提案も行いました。

SEコースでは、2年生前期に「Unity」を使ったモバイルプログラミングを学習済み。その経験を活かして、あるチームはUnityを使った3D脱出ホラーゲームを発表しました。謎解きとストーリー性を重視し、「和の屋敷」や「和装のキャラクター」デザインをCGコース学生に依頼するなど、世界観へのこだわりが感じられました。

別のチームは探索型アドベンチャーゲームを発表。「本」を題材とした重厚なストーリーを熱く語り、背景やフォントデザインの構想を共有。「こういう人に参加してほしい」と呼びかける姿も見られました。

他にも「通信型ボードゲーム」「初心者が楽しめるトレーディングカードゲーム」「単純明快な周回カードゲーム、「短時間で盛り上がるクイズゲーム」、「流行りの逆を行くアクション探索ゲーム」など、発想力にあふれる企画が続々と登場!CGコースの学生たちも真剣に耳を傾けていました。

発表の最後には、CGコースの先生から「自分たちの技術でどこまで実現できるか」「スケジュールの見通しはどうか」という観点からのアドバイスがありました。学生たちは、理想と現実のバランスを考えながら次のステップに進んでいきます。各チームのこだわりがどんな形になるのか、今後の展開が楽しみです^^

編集後記

SEコースの学生たちは、少し緊張しながらも堂々と自分たちの企画を発表していました。これから中間発表、β版発表、そして校内発表へと続く開発プロセスの中で、大きな壁にぶつかることもあるかもしれません。きっと、悩みながら進めていく経験こそが大きな成長に繋がるはず!これからも見守っていきたいと思います。

次回は「中間発表会」の様子をお届けしますので、お楽しみに!

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